原因が解明できず、治療方法も確立していない、希少な疾病が増加している・・・
炎症性腸疾患のクローン病は、指定難病に含まれるもので、治療方法が確立しておらず、長期の療養を必要とすることで大きな経済的な負担を強いられる為、国が『難病の患者に対する医療等に関する、難病医療法』に定められる基準に基づき、医療費助成制度の対象として、厚生労働大臣が指定する疾患の事で、以下の要件を全て満たすものです。
- 患者数が人口の0.1パーセント程度に達しないこと。
- 客観的な指標によって、診断基準(又はそれに準ずるもの)が確立していること。
炎症性腸疾患とは、文字通り腸に炎症が起こる病気で、特異的炎症性腸疾患と非特異的炎症性腸疾患に分けられます。
1.特異的炎症性腸疾患
発症の原因がハッキリしているもので、細菌やウイルスなどの感染性腸炎、腸への血液の流れが悪くなって起こる虚血性腸炎、抗生物質などの薬剤で起こる薬剤性腸炎などが挙げられ、原因を取り除く治療が行われます。
2.非特異的炎症性腸疾患
発症の原因がわからないもので、クローン病と潰瘍性大腸炎が挙げられます。
クローン病は、口腔から肛門まで消化管の、どの部位にも炎症が起こる可能性があるのに対し、潰瘍性大腸炎は、炎症の部位が大腸に限局しているのが特徴です。
クローン病は年々増加し、平成26年は日本で約4万人の患者さんが登録され、急増の背景には、内視鏡による診断法の向上や、食べ物などを含む生活環境も、大きいと考えられています。
上記にも記載しましたが、厚労省からは特定疾患に指定され、特定疾患研究事業のもとに、公費で医療費が補助されています。
カユミさん
ヨイコ先生
カユミさん
ヨイコ先生
カユミさん
カイロ先生
ヨイコ先生
カイロ先生
カユミさん
カイロ先生
海外におけるクローン病のカイロプラクティック ケア『crohn’s disease chiropractic』
日本におけるクローン病の患者数は、特定疾患医療受給者証交付件数で見ると1976年には128人でしたが、2013年(平成25年)度には39799人となり、今後も更なる増加がみられています。
データによると、人口10万人に対して27人程度で、発症する率は少ない物の、いざ発病すると確固たる治療方法が無い、厄介な病気とも言えます。
カイロプラクティックの臨床に、改善された報告があるうえ『クローン病 カイロプラクティック ケア』『crohn’s disease chiropractic』で検索すると、海外でも同じ効果が見られるので、違うアプローチに興味のある方には良いかもしれません。
- クローン病の名称、1932年にニューヨーク マウントサイナイ病院の、ブリル・バーナード・クローン医師らにより、初めて報告され、この医師の名前から付けられた病名です。
また、同じく難病指定:赤芽球癆も改善しました。