癌の原因と対策
癌細胞の嫌がる事
ここでは既に病院や医師によって、標準的な治療を受けられた上で、何か他の方法を探されている方を、対象とした内容となっています。
癌の良くなる治療法?
結論から言って、これをやったら大丈夫! そんな事はありえないと考えた方が良さそうです。
癌については、様々な治療法で治ったとの情報が、雑誌や書籍とともにインターネットにもでてきます。
しかしその一方で効果がなかった、そんな情報も出て来るので、何だかわけが解らなくなっていませんか。
なぜ癌の良くならない人がいるの!
それぞれの治療法で癌が治った、良くなったの報告や情報は、事実に基づいている事であり、もし全くの事実無根なら、あえて自らを危険な目にさらす、そんな事はおこなわないでしょう。
では、なぜこうも違いが出るのでしょうか?
これは総ての治療法において、過去からずっと言われてきましたが、互いに触れない様な環境に、なっている事もあげられます。
注意∶ここでは一般的に、広く知られている治療法を取り上げています。
癌には総力戦でかかる事
人によって効果が出ないのは、その治療法がその人には合っていなかったからだと、そう思いませんか。
癌もそうですが、症状が改善した方は、その方法が合っていた、改善しなかった方は、その方法は合っていないので、他の方法を探して行わないと、いけない事があげられます。
様々な治療法は、みんな研究を重ねて癌を治すと言った、素晴らしい奇跡をおこしながら完成された物です。
しかし、他の治療法との協奏、共闘といった方法は如何でしょうか。
しかも今までに見向きもされなかった、神経システムを正常にして、身体のあらゆる器官が機能を取り戻す、そんな方法を加えてみませんか!
糖質制限
糖質制限の考え方
ドイツのオットー・ワールブルグ博士は1931年に『癌の原因は、ミトコンドリアの故障』を発表して、ノーベル生理学・医学賞を受賞しています。
ミトコンドリアとは、赤血球を除くすべての細胞にある、骨格の次に重たい小器官です。
その数は、かく器官によって異なりますが、1細胞中に300個から400個のミトコンドリアが存在し、たとえば一個の肝細胞(肝臓の約6割を占め、タンパク質合成、炭水化物や脂質の代謝、および薬物の解毒作用のほか 再生能力をもつ)には、数百から数千個もあると言われ、全身で体重の約1割を占めています。
ミトコンドリアの産生するエネルギーには、生命活動に直接使われるものと、一時的にATP(アデノシン三リン酸)という物質としてバッテリーの様に、蓄えられるものがあります。
私たちの体は電気エネルギーを使い、カロリー(熱)を出して動いています。
つまりカロリーは、エネルギーとは別のものです。
ストーブーやレンジなどの、電気製品に例えて考えると、消費する電気の量(ワット)によって出てくる熱(カロリー)が違い、仕事量が変わってきます。
人間の身体もおなじで、電気の供給が充分でなければ、身体の働きが悪くなっています。
ミトコンドリアが働くのには、ブドウ糖と脂質が必要な栄養素で、そのうちのブドウ糖は、ごはん、パン、ラーメン、そば、うどん、スパゲティなどの炭水化物から摂取できます。
しかし、ブドウ糖からのエネルギー生産は、とても能率が悪くて必要以上に栄養素(ビタミンB群など)を使用し、体内のバランスが保てないのです。
ミトコンドリアは酸素を必要としますが、細胞がアルカリ性でないと、酸素が溶け込んでこないので、手軽な栄養素だからと言って、過剰に取ると体内のバランスが崩れて細胞が酸性になり、ミトコンドリアが働かなくなってしまいます。
ミトコンドリア細胞の、酸素不足と癌の関係を裏付ける論文に、ワールブルグ博士は、ガラスびんのなかにネズミを入れ、少しずつ酸素を抜いていく実験を行ない、酸素が65パーセントくらいになると、ガンが出来る事を証明しました。
参考文献:荒木裕 ガンを自宅の食事で治す法、江部康二 人類最強の『糖質制限』論、Wikipedia
サプリメント
サプリメントの考え方
私たちの身体は、食べ物と飲み物からできています。
つまり人が生きてゆくには、様々な栄養素が必要で、その種類は約40種類にのぼります。
これらを大きく分けたのが五大栄養素と呼ばれるもので、『糖質(炭水化物)』『タンパク質』『脂質』』『ビタミン』『ミネラル』の5種類になります。
この飽食の時代に『栄養失調』の人が増えている、これを聞いて驚かれる方もいますが、よく考えるとラーメンやハンバーグ、フライや唐揚げに牛丼など、手軽に食べれる代わりに、炭水化物、タンパク質、脂質などに、栄養が偏ってしまうのです。
カロリーなどは栄養過多なのに、本来必要とする栄養素が欠け、起きてしまう栄養失調を『現代型栄養失調』『新型栄養失調』といわれ、微量栄養素であるビタミン、ミネラルが不足しているいるのです。
そこで、必要な栄養素を補うため、サプリメントが必要となるのです。
ビタミンCの必要性
人体に『ビタミンC』が必要な理由とは、犬や猫といったほとんどの動物は、ビタミンCを自分で作る事ができますが、私たち人間は作り出すことが出来ないのです。
他に作れないものは、チンパンジー、ゴリラ、オランウータン、モルモット、コウモリの一部なども、作り出すことができません。
さらにビタミン Cは、かく器官が必要とする栄養素なので、各臓器で競って吸収しています。
中でも特にビタミンCを、大量に必要とする『副腎』『免疫細胞』『眼』といった器官には、他より優先してビタミンCが回されます。
まず『副腎』は、男性ホルモンや 女性ホルモンをはじめ、様々なステロイドホルモンを作る過程で、多くのビタミンCを必要とします。
また、ホルモンを生成する過程で、大量の活性酸素が発生するので、活性酸素によるダメージを防ぐためにも、抗酸化物質であるビタミンCが必要となります。
外敵から守る『免疫細胞』とは、血液やリンパ液の中にある細胞で、体外から侵入してきたウイルスや細菌を、攻撃して除去する働きがあります。
また、その中でも NK(ナチュラル・キラー)細胞や、特定のがん細胞を認識し攻撃するキラーT細胞に高い抗がん作用がありますが、これらと戦うには大量の活性酸素が発生するので、ビタミンCが必要となります。
『眼』についてですが、身体の中でゆいいつ、外からの光に対してガードするものがない、むき出しになっている器官です。
絶えず外気や紫外線にさらされるため、発生する害から守るビタミンCが必要となります。
ほかには、大量のエネルギーを消費する『脳』も、多量のビタミンCを必要とする器官です。
ポーリング博士に感銘を受けた、ロバート・F・カスカート医師は1981年に、ビタミンCの大量療法を9000人に行ない、腸のビタミンC最大耐容量(不快な下痢を起こさずにビタミンCを経口摂取できる最大量)を調べた。
カスカート医師の観察によると、この最大耐容量は、一般に重症患者で極めて大きいが、回復するにつれて小さくなるそうで、感染症、ガン、心臓疾患、手術、負傷、喫煙、精神的、といったストレス状態ではビタミンCが破壊されるため、ビタミンCを大量摂取する必要があると述べています。
カスカートの観察によると、この最大耐容量は、一般に重症患者で極めて大きいが、回復するにつれて小さくなる。驚いたことに重症患者のなかには最大耐容量が1日200グラムを超えた者がいたという。
なお、最大耐容量は症状が抑えられると2~3日で正常の1日4~15グラムに下がる。
彼によれば急性疾患の場合、ビタミンCは最大耐容量の80~90%を、投与しなければあまり効果がないと言います。
また、いくつかの症例で症状の抑制は、不完全であったが、一般にその効果は著しく良好で、症状の好転が急速であることが多いと述べている。
ストレスの多い状態では、ビタミンCが破壊されるので、ビタミンCを大量摂取して補わなければ、その血中濃度が低下することが知られている。
このような状態には、感染症、ガン、心臓疾患、手術、負傷、喫煙、および精神的ストレスがある。
ビタミンCの血中濃度が低い状態を、アーウィン・ストーンは低アスコルビン酸血症と呼び、カスカートは誘導性壊血病、あるいは誘導性アスコルビン酸過少症と名付けている。
これを改善しないと、健康が損なわれ病気が悪化する。
亡くなった方の、罹病率と死亡率が増大するのは、ストレスが増えてビタミンCが破壊される、可能性が高い。
特に副腎のビタミンCが減るのは、ストレス・ホルモンであるアドレナリンの産生に、ビタミンCが余分に使われるからである。
誘導性アスコルビン酸過少症がもたらす可能性について、カスカートは次のように述べている。
ビタミンCが減少すると、次のようなことが起こり、随伴する疾患の発生率が増加することが予想される。
○免疫系の障害
二次感染、リュウマチ様関節炎とその他の膠原(こうげん)病、薬物・食物などに対するアレルギー反応
ヘルペスのような慢性感染症、急性感染症の合併症、しょう紅熱など
○血液凝固系の障害
出血、心臓発作、卒中、痔疾、その他の血栓症
○副腎機能低の下によるストレス対応の失調
静脈炎、その他の炎症性疾患、喘息、その他のアレルギー症など
○コラーゲン生成の障害
治癒力の低下、肥大性瘢痕(はんこん)、床ずれ、静脈瘤、ヘルニア、しわ、妊娠後の腹部の伸び跡など。 さらには、軟骨組織の損耗や脊椎骨の変性も含まれよう。
○神経系の機能不全
倦怠感、痛みに対する耐性の低下、習慣性の筋けいれんなど。さらに精神障害と老人性痴呆も含まれる。
○免疫機能の低下や解毒機能低下に起因するガン
ただし、ビタミンCの欠乏がこれらの疾患の、唯一の原因である、というわけではない。
このような機能系の障害によって、これらの疾患になりやすくなる、このような機能系は、その機能を発揮するために、ビタミンCを必要とする、ということを指摘しているのである。
ビタミンCはウイルス性疾患に効果があるので、当然、エイズに対しても試験すべきである。
この3年間、エワン・キャメロン博士、ロバート・F・カスカート博士、および私は、それぞれ独自に、適当な医療機関に対してその試験を要請したが、何の反応もなかった。
唯一の研究は、カスカート(1984年)が、90人のエイズ患者を調査したものである。
患者は、他の医師の治療を受けながら、自分から進んで大量のビタミンCを摂った人である。
また、カスカートは自分でも、経口あるいは静脈注射による、ビタミンCの大量投与(1日50~200グラム)を行なって、12人のエイズ患者を治療した。
博士は、これらの限られた資料から、ビタミンCはエイズの症状を抑え、二次感染の発生率を下げる、という結論を得た。
抜粋書籍:生田 哲 ビタミンCの大量摂取がカゼを防ぎ、がんに効く
参考文献:生田 哲 ビタミンCの大量摂取がカゼを防ぎ,がんに効く 、 田村 忠司 サプリメントの正体 、 Wikipedia
ビタミンDとコロナウイルス
ビタミンDはカルシウムの代謝や、骨の健康に欠かせない要素ですが、研究者によってビタミンDの免疫系への効果が明らかになってきました。
近年ではコロナウイルス・COVID-19とビタミンDによる、様々な国からの調査報告で、コロナウイルスにとっても有効である事がわかってきました。
COVID-19では、炎症反応が亢進し、肺炎や急性呼吸窮迫症候群(ARDS)、心不全、敗血症のリスクが高くなります。
そして、心血管疾患や慢性呼吸器疾患、糖尿病、高血圧といった基礎疾患を有する人で、高い死亡率が示されています。
また、これらの生活習慣病患者では、ビタミンDの不足や欠乏が多いこともわかっています。
ビタミンDが不足すると、COVID-19の場合でも、やはり感染リスクや重症化リスクを高めます。
その報告として、まず欧州20カ国において、ビタミンD値と、COVID-19との関連を調べた研究があり、血中のビタミンD値が低いと、COVID-19の罹患・死亡率が高い、という相関が見出されました。
特に、スペインやイタリア、スイスでは、高齢者においてビタミンD低値が顕著だったとのことです。
米国では、ビタミンD欠乏が認められたCOVID-19患者に、高用量のビタミンDを投与したところ、ビタミンD値の正常化、入院期間の短縮、必要酸素量の減少、炎症の改善といった臨床的な治療効果が報告されています。
また、英国からの報告では、COVID-19感染リスクについて、顕著な人種差が見出されています。
具体的には、白人に比べて、黒人では感染リスクが5.32倍、南アジア人では2.65倍であったとのこと。
そして別の研究では、白人に比べて黒人やアジア人は、ビタミンDレベルが低いことが知られています。
加えて、英国での別の研究によると、ビタミンD欠乏症では、COVID-19の重症化リスクが高いことが示されました。
さらに、COVID-19の予後不良群では、ビタミンDが低値であることもわかっています。
具体的には、1,368人の新型コロナウイルス感染症患者を対象に解析が行われた結果、ビタミンD値は、予後良好の患者(669人)に比べて、予後不良の患者(634人)で低値でした。
抜粋:日本生活習慣病予防協会
また日本でも免疫力のアップに、『ビタミンD』をしっかり摂るとインフルエンザにかかりにくい、という実験データが出ています。
慈恵医大の浦島充佳准教授が、2008年12月~2009年3月にかけて行った調査では、6歳から15歳の子どもたち、334人を二つのグループに分け、一つのグループには『ビタミンDの錠剤』を摂ってもらい、もう一つのグループには『ビタミンDが入っていない錠剤(プラセボ)』を飲んでもらいました。
その結果を比較したところ、『ビタミンD』を飲んだグループがインフルエンザを発病 した率は10.8%で、飲んでいないグループ(18.6%)の約半分だったそうです。
また『ビタミンD』はガンの発症リスクを下げる、アルツハイマーの予防、高血圧など の循環器疾患をはじめとする、生活習慣病にも関連しているといわれています。さらに はアレルギーの抑制効果もあるようです。
『ビタミンD』はこんなに様々な活躍をしいるのですが、多くの日本人の場合、『ビタミンD』が足りていません。
日本人女性の3 人に2人は『ビタミンD』不足、4人に一人 は欠乏しているというデータもあります。
抜粋:田村 忠司 サプリメントの正体
ミネラル
たんぱく質・脂肪・炭水化物の主要構成成分になっているものを除いた114種類の元素をミネラルと呼び、骨や歯といった生体組織の構成や、生理機能の維持・調節に必要な微量栄養素です。
人間の身体では作ることができないため、食物などから摂取する必要がありますが、種類によってはバランスよく摂取しにくい物も有ります。
ミネラルの中で、栄養素として欠かせないものを必須ミネラルとよび、現在では16種類あります。
必須ミネラルのうち、1日の摂取量が概ね100 mg以上のものを主要ミネラル (マクロ元素) 、100 mg未満のものを微量元素と分類することもあります。
主要ミネラル:ナトリウム(Na)、カリウム(K)、マグネシウム(Mg)、カルシウム(Ca)、リン(P)、硫黄(S)、塩素(Cl)
微量元素:クロム(Cr)、マンガン(Mn)、鉄(Fe)、亜鉛(Zn)、銅(Cu)、コバルト(Co)、ヨウ素(I)、セレン(Se)、モリブデン(Mo)
日本人の必須ミネラルの摂取においては、海外より食塩を摂取することが多いため、ナトリウムの過剰摂取による高血圧や、カルシウムのは慢性的な摂取不足による、骨粗鬆症の増加がの報告されています。
また、必須ミネラルは体内で重要な働きをしていますが、それぞれのミネラルは単体では働かず、お互いにチームでないと働いてくれないので、何かが欠けても危険なのです。
これらに基づく考え方の一つに、高分子栄養学と呼ばれるものがあり、更に成分が吸収される能力や純度といった、特別に設計された機能を持つものもあります。
痒みと癌について
糖尿病と癌の関係
2013年5月、日本糖尿病学会と日本癌学会の合同委員会より、糖尿病の人は糖尿病の無い人より、がんを発症する確率が高くなるという報告がありました。
糖尿病でない人のがん発症リスクを1とした場合、糖尿病の人は、肝臓がんでは1.97倍、すい臓がんは1.85倍、結腸がんは1.40倍、がんの発症リスクが高まるそうです。
癌と痒みの関係
これらの器官に共通する点は、何らかの内分泌系が関係していることです。
また様々な内分泌のうち、解りやすいものにアトピーやアレルギーといった、炎症反応を伴う症状が有ります。
これは、副腎がうまく働いていないので、副腎皮質ホルモンという内分泌が出ないからで、元にもどすと痒みが消え、すぐに確認することが容易です。
問題は、働いていない器官が、副腎だけではない、そう考える必要があるからです。
糖尿病の人には、慢性的な炎症が有るそうですが、理由は副腎がうまく働いていないからで、他の器官もそうだった場合、ホルモンを含めた内分泌が、正常に機能していないとかんがえられます。
海外からの報告によると、クローン病の患者さんの大腸癌が発生する確率は、一般の人と比較し2.4倍、小腸癌は28倍と報告されているそうです。
これも同様に副腎の機能低下の1つで、うちに来られるクローン病の患者さんも、矯正後すぐに症状がきえてゆきます。
あまり神経質になる、必要はありませんが、痒みという炎症反応には、これらの事情が考えられるので、糖尿病のうちに治しておく事が必要となります。
カイロプラクティック
新しい視点と早期の治療
癌になるまえ、いろんな症状が表れるけど、以外に気にされない人もおられます。
糖尿病もそうですが、この時点で治しておく事が大切です。
癌は現在、2人に1人が経験する時代なので、危機感が薄れている、そんな方もおられる様です。
治らないのにずっと、アトピー整体やリウマチ整体に通われるのも、その結果がどうなるのか、気がつかないからかも知れません。
中には栄養素の問題もあるので、サプリメントやセルフケアも、総動員して改善させる必要が有ります。
これらは、体験しないと解りません。
理由は、インターネット上の情報による、内容の比較だけでは、間違っている場合があり、それが症状によっては、大変な事になるからです。
ビタミンCやDが有効に働いたのは、その人に不足していた栄養素だったからです。
逆に効果がなかったのは、他の栄養素が必要だったり、他の治療法を行う必要があります。
もし、他の方法を行っても良くならない場合は、神経システムを正常化させ、体中の器官を元に戻すことも大切な選択肢の一つだと思われます。
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